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2026.2.20

商標

【2026年最新】タイ商標登録の「拒絶」を防ぐ!タイ特許庁(DIP)が導入したAI画像検索ツールの活用術

タイ市場への進出を検討する際、避けて通れないのが商標登録です。しかし、タイでは年間4,000件以上の出願が「既存の商標と似ている」という理由で拒絶されています。

せっかく準備したブランドロゴが、審査に1年以上かけた末に拒絶されてしまいます。そんなリスクを最小限に抑える強力なツールがが登場しました。2026年2月、タイ知的財産局(DIP)がリリースした最新のAI画像検索ツールと商標チェッカーです。

1. なぜタイの商標登録は「難しい」と言われるのか?

タイの商標審査は、日本以上に「類似性」に対して厳しい判断が下される傾向があります。

膨大な出願数: 2025年には約5.5万件の出願があり、その多くが類似を理由に足止めを食らっています。

検索の難しさ: これまでは専門的な「ウィーン分類(図形分類)」の知識がないと、精度の高い事前調査が困難でした。

2. 革命的な2つの新機能:AI Image Search & Trademark Checker

2026年2月18日に正式導入されたこれら2つのツールは、誰でも無料で利用可能です。

① AI Image Search(AI画像検索)

自社のロゴ画像をアップロードするだけで、AIがDIPのデータベースから似たデザインを瞬時に抽出します。

フォントも分析: 単なる図形だけでなく、ロゴに含まれる文字のフォントの類似性までチェック。

24時間利用可能: 日本のオフィスから、いつでも最新のデータベースにアクセスできます。

② Trademark Checker(商標チェッカー)

「そもそもこの商標は登録できる可能性が高いのか?」という法的・実務的な判断をAIがサポートします。出願前に「勝ち筋」が見えるため、無駄な出願費用を抑えることができます。

3. 日本企業が活用するメリット

コストと時間の削減: 拒絶された後の再審理やロゴの作り直しにかかる膨大なコストを未然に防げます。

「ファストトラック」への道筋: 事前にAIでセルフチェックを行い、DIPの推奨する要件を満たすことで、通常1年以上かかる審査を最短4ヶ月に短縮する「ファストトラック制度」の利用がスムーズになります。

迅速な市場参入: ロゴが確定すれば、パッケージ製作や広告展開を安心して進められます。

4. 活用のステップ(クイックガイド)

DIP公式サイト(tm-imagesearch.ipthailand.go.th)へアクセス。

検討中のロゴをアップロード。

類似していると判定された商標があれば、その類似度を確認。

結果を元に、現地代理人(弁理士)と「登録可能性」について精度の高い打ち合わせを行う。

結び:AIを味方につけてタイ市場を攻略する

タイでのビジネス成功には、スピード感のあるブランディングが欠かせません。DIPが提供を開始したこのAIツールは、日本企業にとって「転ばぬ先の杖」となります。

「まずは自分のロゴがタイでどう見えるのか?」

まずは一度、AI検索を試してみることから始めてみてはいかがでしょうか。